損しない【ホームページ依頼前に確認しておきたいコト】ディレクター編(2025年最新版)
ホームページの完成度=ディレクターの能力?
ホームページ制作を依頼する際、プロジェクト全体の成否を左右するのは、Webディレクターの存在です。
ディレクターがプロジェクトを適切にリードできるかどうかによって、完成度が大きく変わります。
ここでは、ホームページ制作を依頼する前に確認しておくべきディレクターに関する重要なポイントと、担当者変更が原因で起こりうるリスクについて説明します。
特に、初回の打ち合わせ〜契約までは「営業」が担当し、制作開始〜納品までは「Webディレクター」が担当するケースが多いです。
でも、あなたが信じているのは最初に色々な話しを聞いてくれた「営業」になります。
そこから「Webディレクター」に引き継ぎで担当変更されてしまうと
最初はこういう話しをしていたのに・・・や、
あの人はすごい良かった・・・なんて事が起きてしまいますね。
この辺りをしっかり確認しておくことで、自身が理想としているホームページに近づけるかどうかが決まると言っても過言ではありません。
詳しく解説をしているので、ぜひ最後までお読みいただければ幸いです。
|1. 打ち合わせ担当者がディレクターか営業かを確認する
上記にも述べていますがホームページ制作を依頼する際、最初に打ち合わせを行う相手がただの「営業担当」なのか「Webディレクター」なのかを確認することが重要です。
営業担当者は契約を結ぶことが主な目的で、プロジェクトの詳細については把握していない場合が多いです。(話しを合わせてくる事の方が多い)
一方、Webディレクターは、クライアントの要望を制作チームに伝え、プロジェクト全体をコントロールする役割を担います。
注意すべき事例:
あるクライアントは、初回打ち合わせで非常に親身な担当者と話をしました。
その担当者はビジネスの背景を深く理解し、最適な提案をしてくれましたが、契約後に担当者が変わってしまい、プロジェクトが進むにつれて当初のコンセプトが曖昧になり、最終的に希望と異なるサイトが納品されてしまいました。
このような事態を防ぐため、初回打ち合わせに同席する担当者が、プロジェクトを通じてディレクションを担当するのか確認することが必要です。
|2. ヒアリングと打ち合わせでの確認事項
プロジェクトが進む中で、ディレクターがクライアントのビジネスや目標をどれだけ理解しているかが、ホームページの出来栄えに直結します。
特に、事業内容やターゲットユーザーの詳細をヒアリングし、明確な目標を共有できるかどうかが鍵です。
確認すべきヒアリング項目:
- 事業内容やアピールポイント:ビジネスモデルや強みを理解してもらうことで、サイトに反映されるコンテンツの質が向上します。
- ターゲットユーザー:具体的なターゲットを設定することで、サイトの方向性がブレにくくなります。
また、ヒアリング時に制作会社からの提案力を見極めることも重要です。
適切な提案がない場合、見積もりも最低限の内容にとどまり、完成度の低いサイトになるリスクがあります。
|3. 担当者変更のリスクとその対策
担当者が変わることで起こりうる最大のリスクは、当初のコンセプトが伝わらないまま進行し、結果としてクライアントの期待に応えられないサイトが完成することです。
実際に、プロジェクト途中で担当者が変わり、認識の違いやコミュニケーション不足から大きなトラブルに発展するケースもあります。
対策:
- 担当者が変わるリスクを事前に確認:プロジェクト開始前に、担当者が変わる可能性があるかを確認し、万が一変更があった場合にどう対応するかを明確にしておくことが大切です。
- 進行状況の定期的な確認:ディレクターが変わった場合でも、定期的に進行状況を確認し、初期のコンセプトからズレがないかチェックすることが必要です。
|4. 契約内容とスケジュールの確認
見積もりや契約書は、単なる価格や納期の確認だけでなく、納品内容やアフターサポートについても詳細に確認することが求められます。
ディレクターが変わった場合、これらの項目が不明確だと追加費用が発生したり、納期が遅延するリスクがあります。
確認すべき契約内容:
納品後のサポート:納品後の修正やメンテナンスに関する対応が明記されているかを確認し、問題が生じた場合でも迅速に対処できる体制が整っているかを確認しましょう
契約金額と納期:契約書に記載されている金額や納期が明確であることを確認します。
追加料金が発生する条件や、その際の手続きを明確にしておくことが重要です。
|5. ディレクターのスキルと実績の確認
ディレクターのスキルや実績は、プロジェクトの成功を左右する重要な要素です。
担当ディレクターの過去の実績や、類似プロジェクトの経験を確認し、自社のプロジェクトに適した人材かどうかを見極めましょう。
私は他の記事でも書いていますが、ホームページ制作会社選び=自社の面接と同意義だと捉えています。
確認すべき事項:
スキルの深さ:ディレクターのスキルが、特定の業界やマーケティングに精通しているかどうかも、プロジェクトの成果に大きく影響します
過去の実績と専門分野:ディレクターが過去に手掛けたサイトや、その結果を確認することで、プロジェクトの期待値を設定できます。
(まとめ)ホームページ制作依頼前の重要確認事項 編
ホームページ制作を成功させるには、ディレクターの役割が非常に重要です。
特に、初回打ち合わせに同席するディレクターが納品まで一貫して担当するか、打ち合わせの内容がプロジェクトに反映されるかを確認することが成功への鍵となります。
担当者の変更が起こった場合でも、進行状況の定期的な確認やスケジュール管理を徹底することで、リスクを最小限に抑えることができます。
これらのポイントをしっかり押さえ、理想のホームページを制作会社とともに創り上げていってしましょう。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
年代:20代
キャリア:京都の大学卒業後、書籍の編集者を経て、健康や美容に関するWebメディアでライターとして活動。現在は、チョコミツ調査部を行いながら 自身の趣味であるスキンケアやフィットネスに関する記事投稿も執筆中。