【知らなきゃ損する】ホームページ制作の見積書の項目と注意点について（2025年最新版）
よくある見積書の項目説明と、それぞれの注意点
「Webサイトを外注したいけど、見積書にはどんな項目が書かれているの？」と疑問に思っていませんか？
Web制作会社に見積もりを依頼する前に、どのような項目が含まれているかを知っておくと安心ですよね。
専門的用語を多く使ってくる業者や、あやふやにしてくる業者には注意が必要です。
何かわからない項目で費用が発生してしまっては詐欺と同じですね。
逆に、必要な項目を勝手に素人が判断して無くしてしまうのも、いけません。
この記事では、Webサイト制作の見積書に含まれる一般的な項目と、それぞれの注意点について詳しく解説します。
｜ホームページ制作の見積書に含まれる項目
見積書に含まれる項目は、制作会社やWebサイトの規模・仕様によって異なりますが、一般的には以下のような項目が含まれます。
進行管理費
進行管理費とは、Web制作の進行を管理するための費用です。
制作工程が複数に分かれているため、全体の進行を管理するWebディレクターが必要です。
進行管理費は、Webサイト制作費用全体の約10%程度です。
企画費・プランニング費
企画費・プランニング費とは、Webサイトの全体の企画を練るための費用です。
画段階では、Webサイトの目的や目標、ターゲット、コンセプトなどを明確にします。
サイト設計費
サイト設計費は、Webサイトの仕様を設計するための費用です。
サイトマップやディレクトリマップを作成し、必要なページの内容や数を決定します。
環境構築費
環境構築費は、Webサイトを公開するための環境を整えるための費用です。
サーバーやドメインの設定、SSLの設定、WordPressのインストールなどが含まれます。
デザイン費
デザイン費は、Webサイトのデザインに関する費用です。
ページ単位や工数で算出されますが、トップページは特に重要なため、費用が高くなることが多いです。
コーディング費
コーディング費は、HTMLやCSS、JavaScriptなどの言語でコードを記述するための費用です。
コーディングによって、デザインを実際にWebブラウザで表示・機能させます。
素材費（写真やイラストなど）
素材費は、写真やイラスト、動画などの素材を用意するための費用です。
自社で用意できない場合は、Web制作会社に依頼することが一般的です。
その場合は、フリー素材と呼ばれる無料のものだけで構成するのか？それとも、実費で有料素材を購入するのか？はたまた撮影依頼をして本物の写真を使うのか？の選択が必要となります。
SEOの内部対策費
SEOの内部対策費は、SEOに強いWebサイトを作るための費用です。
内部対策として、タイトルタグにキーワードを挿入したり、内部リンクを最適化したりします。
運用・保守費
運用・保守費は、Webサイト運用時のサポートやメンテナンスなどを依頼するための費用です。
バグ対応やセキュリティ対策、ページの更新などが含まれます。
｜見積書を確認するときの３つの注意点
納期が書かれているか確認する
見積書に納期が記載されているか確認することは重要です。
納期が遅延すると、Webサイト公開のスケジュールに影響を及ぼします。
専門用語など分からない部分を曖昧にしない
分からない部分をそのままにせず、質問して明確にしましょう。
専門用語やサービス内容が不明確なまま契約すると、後でトラブルになる可能性があります。
備考欄にもよく目を通す
見積書の項目だけでなく、備考欄にも注意を払いましょう。
重要な条件が書かれていることが多々あります。
｜Web制作会社の３つ選び方
見積もりをとったあとは、実際に依頼するWeb制作会社を選びます。
以下のポイントに注意して選びましょう。
”担当者”の実績を確認する
担当者の実績を確認し、依頼するWebサイトのイメージに合うかどうかを見極めましょう。
ここを勘違いされている方が非常に多いですが、会社の実績はこの業界だと正直全く意味がありません。
あなたの会社に付くのは、制作会社ではなく、制作会社の担当です。
「これが私たちの事例です。」と見せられたWebサイトは、その制作会社の資産なだけです。
実際に関わって担当したディレクターやデザイナーがその方なのであれば安心ですが、
そうでなければ見せられたものを鵜呑みにするのはやめた方がいいケースが多いです。
※そのクオリティを担保できるのは担当した方のみです。
後に、トラブルになる原因No. 1の〈デザインが思っていたものと違う！〉が発生して、プロジェクトが暗礁に乗り上げます。
概算の見積もりや納期を確認する
概算の見積もりや納期が明確かどうかを確認します。
納期が遅延しないか、見積もりが実際の費用と大きく異ならないか確認することが大切です。
対面での打ち合わせが可能か確認する
エリアによっては対面での打ち合わせが可能かどうかも重要です。
コミュニケーションが円滑に進むことで、より良いWebサイトが制作されます。
オンラインでの打ち合わせ進行のみだったとしたら、制作が始まってからどれくらいの頻度で打ち合わせが開催されるのかも重要なポイントの一つです。
よくあるケースは、2〜3週間に1回程度ですがこれではサイトオープンまで少なくとも半年ほどがかかってしまうペースです。
1週間に1回打ち合わせが可能な担当者であれば、十分に信頼することが出来ます。
（まとめ）ホームページの見積もり項目と注意点 編
Webサイト制作の見積書には、
進行管理費、企画費・プランニング費、サイト設計費、環境構築費、デザイン費、コーディング費、素材費、SEOの内部対策費、運用・保守費など、さまざまな項目が含まれます。
見積書を確認する際には、納期の確認、専門用語の確認、備考欄の確認が重要です。
また、Web制作会社を選ぶ際には、担当者の実績や経験、見積もり内容、対面での打ち合わせの可否などを考慮しましょう。
ホームページ作成会社を選定する際は、自社の面接のようなイメージを持って臨むと良いとされています。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
年代：20代
キャリア：京都の大学卒業後、書籍の編集者を経て、健康や美容に関するWebメディアでライターとして活動。現在は、チョコミツ調査部を行いながら 自身の趣味であるスキンケアやフィットネスに関する記事投稿も執筆中。
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