
【ホームページ制作】費用支払い方法を徹底解説!5つのパターンと特徴(2025年最新版)
– 制作会社の担当者はどんな人たちがいるのか?
ホームページ制作の費用は決して安いものではありません。
そのため、支払い方法についても事前にしっかり確認しておくことが大切です。
本記事では、制作費用の代表的な支払い方法5つをわかりやすく解説し、それぞれの特徴やメリット・デメリットを紹介します。
これからホームページの制作を依頼しようと考えている方は、ぜひ参考にしてください!
|1. 制作着手金50%+納品後残額50%【パターン①】

特徴
制作開始時に総額の50%を支払い、残りの50%を納品後に支払う方法です。
この形式は、最も一般的な支払い方法と言われています。
メリット
- リスクを分散できる
→ 制作会社は着手金で安心して作業を進められ、依頼者側も完成品を確認してから残額を支払うため、双方にとってフェアな形です。 - 資金の準備が分散できる
→ 一括支払いに比べて、依頼者の負担が軽くなります。
デメリット
- 最初にまとまった金額が必要
→ 初期費用として50%を支払うため、予算が厳しい場合には難しい場合も。 - 途中解約時のトラブルに注意
→ 制作途中でキャンセルした場合、着手金の返金はほとんどの場合できません。
こんな方におすすめ
適正な支払いバランスで進めたい方、制作過程や完成度をしっかり確認しながら安心して進めたい方に向いています。
|2. 納品後一括支払い【パターン②】

特徴
ホームページが完成して納品された後、全額を一度に支払う方法です。
発注側としては何もありませんが、万が一支払いがされなかった時にホームページ制作会社はコストだけかかって利益回収できず・・・となってしまうため、避けるべき支払い方法となります。
メリット
- 完成品を確認した後に支払い
→ 完成品をしっかりチェックしてから支払いを行うため、制作会社にきちんと作業をしてもらえる安心感があります。 - 資金を事前に確保しやすい
→ 制作中は支払いが発生しないため、予算の準備期間が長く取れます。
デメリット
- 制作会社にとってリスクが高い
→ 支払いが納品後になるため、制作会社が慎重になり、対応が遅れる可能性もあります。 - 金額が大きい場合、負担が重い
→ 一度に全額を支払うため、大きな金額を準備する必要があります。
こんな方におすすめ
完成品を確認してから安心して支払いたい方、事前に資金計画をしっかり立てられる方におすすめです。
「この金額でできる範囲を教えてほしい」と伝えれば、制作会社が具体的に提案してくれます。
ただし、制作会社側のデメリットしか存在しないため、お互いフェアな取引ではありません。
◆合わせて読みたい記事はこちら‥
【相場早見表あり】ホームページを作る時の費用と相場/ Web業界のお役立ちコラム(2024年最新版)
|3. 納品前一括支払い【パターン③】

特徴
契約後、全額を一括で支払い、その後制作が進む形式です。
メリット
- 交渉がスムーズになる可能性
→ 事前に全額を支払うことで、割引などの特典を受けられる場合があります。 - 制作会社が優先的に対応してくれる可能性
→ 支払いが済んでいることで、納期や進行がスムーズになることも。
デメリット
- 依頼者側のリスクが高い
→ 支払い後にトラブルが起きた場合や、完成度が低い場合でも、返金が難しいことがあります。 - 資金の準備が必要
→ 契約時に全額支払うため、初期の負担が大きくなります。
こんな方におすすめ
確実な資金が用意できていて、制作会社との信頼関係がしっかり築けている方に向いています。
|4. 分割支払い(例:12ヶ月契約や60ヶ月契約)【パターン④】

特徴
制作費用を数ヶ月から数年に分割して支払う方法です。月額払いとして契約する場合が多いです。
メリット
- 初期負担が軽減される
→ 高額な制作費用を小分けに支払えるため、資金が少ない場合でも依頼しやすい。 - 長期間で予算管理がしやすい
→ 毎月定額で支払うため、コストが予測しやすい。
デメリット
- 総額が割高になる可能性
→ 長期契約の場合、分割手数料がかかり、最終的に支払う金額が高くなることも。 - 契約期間の縛りが発生する
→ 途中で解約した場合、違約金が発生することがあります。 - 支払い完了まで、または、支払い完了後の権利が制作会社側になることも
→
こんな方におすすめ
初期費用を抑えたい方や、長期的に予算を分散させたい方にぴったりです。
◆合わせて読みたい記事はこちら‥
【格安ホームページ制作の罠】違法!絶対に騙されないで!(2024年上半期最新版)
|5. 初期費用+毎月分割支払い【パターン⑤】

特徴
制作時にある程度の初期費用を支払い、その後残りの金額を月々分割で支払う形式です。
メリット
- 初期費用を抑えつつ、分割も可能
→ 一部だけ先に支払い、残額を小分けに支払えるため、両方のバランスが取れます。 - 契約内容によっては運用費込みの場合も
→ 分割支払いの中に、保守費用やサポート費用が含まれる場合があります。
デメリット
- 長期的な支払い負担が続く
→ 分割払いが長期間に及ぶと、他の経費に影響を与える可能性があります。 - 契約内容が複雑になることも
→ 初期費用や月額費用の内訳を明確にしておかないと、予期せぬ追加費用が発生する可能性があります。
こんな方におすすめ
初期費用を抑えたいけれど、一括払いが難しい方、長期的な運用を見据えた契約を希望する方に最適です。
希望があれば、相談してみましょう。制作会社によっては対応してくれる企業もあります。
(まとめ)ホームページ制作の支払い方法 編
ホームページ制作の支払い方法にはさまざまなパターンがあり、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。
自社の予算や事業の状況に合った支払い方法を選ぶことが大切です。
- ①制作着手金50%+納品後50%
→ バランスの取れた一般的な支払い方法(双方にとって良い) - ②納品後一括支払い
→ 完成品を確認してから支払いたい方におすすめ(制作会社側にリスクあり) - ③納品前一括支払い
→ 制作会社と信頼関係がある場合に向いている(発注者側にリスクあり) - ④分割支払い(制作会社側にリスクあり)
→ 初期費用を抑えたい方に最適 - ⑤初期費用+毎月分割支払い(制作会社側にリスクあり)
→ 負担を分散しつつ、柔軟に支払いたい方におすすめ
制作会社に相談する際は、どの支払い方法が選べるかを事前に確認し、自分の状況に合ったプランを提案してもらいましょう!
ぜひ、幅広い視野を持って、最適なパートナーを選んでみてください。

年代:40代
キャリア:都内の大学(文学部)卒業後、出版社で編集者として20年間勤務した後、フリーランスのWebライターに転身。主にビジネスやテクノロジー分野の記事を執筆し、様々な企業のブログやメディアに寄稿。(チョコミツへはたまに参画しています。)