【そんな低予算だと適当なホームページ出来上がりますよ?】正しい予算とその解説(2025年最新版)
ホームページを値段だけで決めるのやめましょう
ホームページ作成を依頼する際に、相場以下の金額で依頼することは大きなトラブルの原因になります。
例えば、市場で50万円するホームページを20万円で依頼することは可能かもしれませんが、
予算が少ないと適当に対応されたり、後回しにされたりすることがよくあります。
これはビジネスレベルで言えばおかしな話しなのですが、
一方でWeb制作会社は限られたリソースを持っており、適正な予算を支払う顧客を優先してしまうのは至極当然のことです。
安い価格で依頼する、あるいは、見積もり提示された金額から不当に安く値切ろうとする行為は、返って低クオリティなホームページになります。
理由としては、制作会社はコストを削減するために、質の低い素材を使ったり、「こんなもんでいいや」と手抜きをしたりする可能性があります。
その結果、納期が遅れたり、希望通りのデザインにならなかったりと、トラブルが発生しやすくなります。
これでは、結局余計な手間やコストがかかってしまい、本末転倒ですね。
自分のビジネスに置き換えてみるともっと分かりやすいかもし知れません。
適正価格で案件を受けている企業様と、全くそうではない企業様、どちらを優先しますか?
※複数サイトの依頼をした、などのボリュームディスカウントは別
仮にどちらも適正価格であれば、頑張って対応できるでしょうが
なかなか今のご時世ではお客様は神様!的なものは通用しないでしょうね。
個人的に残業も嫌ですし、会社からしたらそんな事で残業になって赤字になってしまうのは、たまったもんじゃないと思います。
私は今まで色々な愚痴を聞いてきましたので、本当にこれが痛いほど分かります・・・。
ホームページは、ビジネスの成長や集客に大きな影響を与える重要なツールです。
しっかりとした予算を組むことで、プロフェッショナルな対応を受け、高品質なホームページを手に入れることができます。
「安く抑えよう!」
「提示された金額から少し値切ろう!」などと思うのではなく、適正な予算を設定して、信頼できる制作会社および担当者に依頼することが成功への近道です。
予算をしっかり確保して、トラブルを未然に防ぎましょう。
では、適正な予算とは今依頼しようとしている内容からするとおおよその見積もり金額はいくらくらいになるのでしょうか?
|おおよそのホームページ制作の相場
【相場早見表あり】ホームページを作る時の費用と相場/ Web業界のお役立ちコラム(2024年最新版)
こちらの記事でも同様な紹介をしていますが、これより高いと損しますし
安いと適当な対応になりがちだということをここでは認識していただければと思います。
ホームページ制作にかかる費用は技術力というなの人件費のみです。
その人の仕事がそのまま給与に反映されている言わば実力主義社会と同意義となっています。
不当に安く請け負う会社は、案件を取ることだけが目的で、後は雑な対応です。
「えー本当?」と思われるかもしれませんが、実際にそうなっている現場を何度も見てきていますし
トラブルになった原因を根掘り葉掘り聞くと、90%以上がホームページ作成の際に依頼していた金額が安すぎたからでした。
|悪質なホームページ制作会社によく見られる5つの特徴
ホームページ制作会社には優れたものもあれば、残念ながら質の低いものも存在します。
質の低い会社に依頼すると、納期や費用、期待していた成果が得られず、トラブルやストレスの原因となることがあります。
最悪の場合、納期に間に合わず、他の業者に依頼し直す羽目になり、結果的に全てやり直しとなってしまうこともあります。
ここでは、悪いホームページ制作会社によく見られる特徴を5つ紹介します。
これを参考にしてトラブルを未然に防ぎましょう。
1. 価格の安さばかりを強調する業者
安さだけを売りにする業者は、結果として希望に合わないデザインや、他社と似たようなホームページを作るリスクがあります。
低価格で提供するために必要な手間や時間を削減しているため、打ち合わせが雑だったり、デザインのパターンが少なかったりします。
ホームページ制作は費用対効果を考えて依頼することが重要です。
2. 高額なリース契約を提案する業者
「月額○万円」といったリース契約は、初期費用を抑えるメリットがありますが、最終的には割高になることが多いです。
リース契約は途中解約が難しく、解約できても残金を支払わなければならないことが一般的です。
リース契約は避け、トータルコストを考慮して契約するのが賢明です。
と言いましたが、そもそも無形商材(ホームページ)にリース契約は存在しないので
格安月額◯◯円については、こちらの記事を参照してください。
【格安ホームページ制作の罠】違法!絶対に騙されないで!(2024年上半期最新版)
3. アフターフォローが充実していない業者
ホームページは作成して終わりではなく、運用や保守が重要です。OSやソフトウェアの更新、トラブル対応などのサポートが充実しているかどうかを確認しましょう。迅速で的確な対応ができる業者を選ぶことが大切です。営業スタッフの知識や対応力も重要なポイントです。
4. 急な飛び込み営業をしてくる業者
アポ無しで飛び込み営業をする業者は、自社のホームページでの集客がうまくいっていない可能性が高いです。
このような業者に依頼しても、集客効果は期待できません。
今の時代で飛び込みのWeb制作会社なんて聞いたことがありません。
基本的にはないと思いますが、気をつけるべき一つのポイントです。
5. SEOの意識が低い業者
専門知識や経験を持つ担当者に依頼することで、効果的なWeb集客が期待できます。
(まとめ)安く作ろうと思ったら返って損します。
ホームページ制作の成否は、業者選びにかかっています。専門性が高いため、一般のユーザーには業者の良し悪しがわかりにくいことが多いです。
今回紹介した5つのポイントを参考にして、後悔しない業者選びをしましょう。
厳密にいうと、会社ではなく担当者選びです。
「色々なことを調べて教えてくれる」
「この人なら任せられる!」などの高得点ポイントがあれば、その方がいる制作会社に依頼することが結果が出やすいですね。
そして、ホームページが完成した後も、継続的に運用と改善を行い、集客効果を高めていくことが重要です。
年代:40代
キャリア:都内の大学(文学部)卒業後、出版社で編集者として20年間勤務した後、フリーランスのWebライターに転身。主にビジネスやテクノロジー分野の記事を執筆し、様々な企業のブログやメディアに寄稿。(チョコミツへはたまに参画しています。)